本文へスキップ

日本農林規格登録認証機関

JAS情報

JAS規格

 「JAS規格(日本農林規格)」は、「日本農林規格等に関する法律(昭和25年法律第175号)」(「JAS法」と略称されます。)に基づいて、農林水産大臣が、農林物資の種類を指定して制定した規格です。

 「JAS」は、Japanese Aguricultural Standard の頭文字をとった略称で、日本農林規格を意味するほか、JAS法に基づき、規格に適合した製品にJASマークを表示することを認める「JAS規格制度」をあらわす言葉としても使われます。
 
 JAS法でいう「規格」とは、指定された農林物資の、品位、成分、性能その他の品質(寸法を含む)についての基準をいいます。

 北林検が扱っている林産物のJAS規格は「製材の日本農林規格」、「枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材の日本農林規格」及び「素材の日本農林規格」です。
  


JAS規格の格付

 JAS規格が定められた農林物資の名称について、規格に適合しているかを検査し、判定することを格付といい、格付を受けた製材にはJASマークを表示できます。

 格付及びJASマークの表示を行うには、製造業者等が、登録認証機関にJAS認証工場の認証の申請をし、認証を受けて、自らの製材に、自ら検査、格付を行い、表示します。

格付のための検査の方法は、一般的には、製材から試料を抽出(サンプリング)し、試料各個について検査(試験を含む)(テスティング)し、規格への適合を判定する、という流れであり、以上の検査の判定結果に基づいて、製材へのJASマークの表示(ラベリング)を行います。


登録認証機関

 認証機関として登録を受けようとする法人等は、認証を適格、円滑かつ公正に実施できる要件に適合し、農林水産大臣が登録した機関です。

 北林検は、JAS法第16条第1項の規定に基づく登録認証機関として登録されています。
 登録番号:第84号 2006年11月17日  更新 2022年11月17日
 認証を行う農林物資の種類:製材、枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材並びに素材
 登録の期間:2026年11月16日まで


北林検のコミットメント

     

JAS認証工場

 登録認証機関から認証を受けた認証工場には、次の2つのタイプがあります。

 (1)Aタイプ認証工場
   認証の技術的基準(製造設備、検査施設、品質管理体制、格付体制、内部監査体制等)を満
  たし、認証を受けたものについて、自ら検査、格付を実施し、JASマークを表示する工場です。

 (2)Bタイプ認証工場
   認証の技術的基準のうち、格付検査担当者の資格を有するものを置かない等の理由により
  自ら格付のための試料の検査を行わず、検査を外部の第三者検査機関に行わせ、その結果
  に基づいて判定、格付を実施し、JASマークを表示する工場です。

 

素材のJAS認証事業者

 日本農林規格等に関する法律施行規則第48条第2項の主務大臣が定める農林物資についての取扱業者の認証の技術的基準等を満たし、認証を受けた製造業者等です。

     

第三者検査機関

 格付のための試料の試験・検査を行う機関です。この機関は、検査を適正に行い得る機械器具及び人員を有し、その人員は、検査を公正に実施しなければなりません。

 北林検は、この要件を満たしています。



バナースペース

一般社団法人北海道林産物検査会

〒060-0004
北海道札幌市中央区北4条西5丁目1番地
林業会館4階